「ソラが……好き……」
それは今まで何度も、何十回も、何百回も想ってきたこと。
だけど、こうして改めて口に出した途端に、
それは心の中で想うよりもずっとずっと確かなものになるから不思議だ。
あたしは人差し指で自分の唇をなぞりながら、まるで自分に言い聞かせるみたいに何度も「ソラが好き」って呟いた。
そして。
そんなことを繰り返しているうちに、あたしはひとつの大きな事実に気がついた。
──そう言えば、あたしはまだ一度も、ソラに「好き」って言葉にして伝えたことがない。
一度、学校へ向かうバスの中でソラに「スキだよ」って言ったことはあった。
だけどあれは、キラが仕組んだ『作戦』でのこと。
あたしの本心を押し殺しながら伝えた、ウソの気持ちに過ぎなくて。
本当の「好き」は、あんなものじゃない。
もっともっと重いものだった。
それは今まで何度も、何十回も、何百回も想ってきたこと。
だけど、こうして改めて口に出した途端に、
それは心の中で想うよりもずっとずっと確かなものになるから不思議だ。
あたしは人差し指で自分の唇をなぞりながら、まるで自分に言い聞かせるみたいに何度も「ソラが好き」って呟いた。
そして。
そんなことを繰り返しているうちに、あたしはひとつの大きな事実に気がついた。
──そう言えば、あたしはまだ一度も、ソラに「好き」って言葉にして伝えたことがない。
一度、学校へ向かうバスの中でソラに「スキだよ」って言ったことはあった。
だけどあれは、キラが仕組んだ『作戦』でのこと。
あたしの本心を押し殺しながら伝えた、ウソの気持ちに過ぎなくて。
本当の「好き」は、あんなものじゃない。
もっともっと重いものだった。


