あまりにも突然すぎるソラの話に、あたしの思考は置いてきぼり状態。
『ソラが転校する』って聞かされただけでもショックだっていうのに、
そこから『ソラと一緒にこの町を出る』っていう話にまで発展して。
だけど……
「ソラ……本気で言ってるの?」
「冗談でこんなこと言えると思う?」
そんな会話をしながらも、あたしの頭の中はまっ白なまま。
体はまるで宙を浮いているみたいで。
拳をぎゅっと握りしめたつもりだったのに全く力が入らなくて、それがとっても気持ち悪くて。
嬉しいとか困るとか、
そんなあらゆる感情も、
高校のことや、生活費はどうするのかっていう、
様々な現実的問題も、
その時は、何ひとつ考えられなかった。
ソラは、言葉を失ったままのあたしに、優しい口調で話を続けた。
「俺、ずっと苦しかったんだ。美夕を好きだって自覚したときも、その気持ちを押し殺そうとしたときも……それに、こうして想いが通じたあとも、美夕を泣かせてばかりで……。いつも、めちゃめちゃ苦しかった」
『ソラが転校する』って聞かされただけでもショックだっていうのに、
そこから『ソラと一緒にこの町を出る』っていう話にまで発展して。
だけど……
「ソラ……本気で言ってるの?」
「冗談でこんなこと言えると思う?」
そんな会話をしながらも、あたしの頭の中はまっ白なまま。
体はまるで宙を浮いているみたいで。
拳をぎゅっと握りしめたつもりだったのに全く力が入らなくて、それがとっても気持ち悪くて。
嬉しいとか困るとか、
そんなあらゆる感情も、
高校のことや、生活費はどうするのかっていう、
様々な現実的問題も、
その時は、何ひとつ考えられなかった。
ソラは、言葉を失ったままのあたしに、優しい口調で話を続けた。
「俺、ずっと苦しかったんだ。美夕を好きだって自覚したときも、その気持ちを押し殺そうとしたときも……それに、こうして想いが通じたあとも、美夕を泣かせてばかりで……。いつも、めちゃめちゃ苦しかった」


