ソラは遠目に見ても分かるくらい不機嫌な顔をしていた。
だけど決して顔色が悪いようには見えない。
やっぱり学校を休んだのは、具合が悪いからっていうわけじゃないんだ……。
「奥さん、美夕たちが一緒なんだから、自分の部屋に行ってもいいよね?」
「え……ええ」
「先輩、美夕、上で話そう」
そう言って先に階段を上がりはじめるソラを、あたしと先輩は管理人夫婦に頭を下げながら追いかけた。
すれ違うときに奥さんの顔をチラッと盗み見ると、奥さんは不安そうにソラの背中を見つめていて。
結局、奥さんは、ソラがキラの部屋を素通りするのを確認するまで一度もソラから目を離さなかった。
本当に、2人っきりにならないように監視されてるんだ。
隣のキラの部屋からは、相変わらず物音ひとつ聞こえてこない。
声をかけようか迷ったけれど、階下で奥さんがまだこっちを見ている気がして、
……あとにしよう。
あたしはそのままキラの部屋を素通りした。
だけど決して顔色が悪いようには見えない。
やっぱり学校を休んだのは、具合が悪いからっていうわけじゃないんだ……。
「奥さん、美夕たちが一緒なんだから、自分の部屋に行ってもいいよね?」
「え……ええ」
「先輩、美夕、上で話そう」
そう言って先に階段を上がりはじめるソラを、あたしと先輩は管理人夫婦に頭を下げながら追いかけた。
すれ違うときに奥さんの顔をチラッと盗み見ると、奥さんは不安そうにソラの背中を見つめていて。
結局、奥さんは、ソラがキラの部屋を素通りするのを確認するまで一度もソラから目を離さなかった。
本当に、2人っきりにならないように監視されてるんだ。
隣のキラの部屋からは、相変わらず物音ひとつ聞こえてこない。
声をかけようか迷ったけれど、階下で奥さんがまだこっちを見ている気がして、
……あとにしよう。
あたしはそのままキラの部屋を素通りした。


