しばらく待たされた後でようやくドアが開くと、そこには、さっきよりも更に神妙な顔をした奥さんの姿があった。
「こんにちは。俺たちソラに会いに来たんですけど」
あたしと先輩が改めて挨拶をすると、
奥さんは「どうぞ」って聞き取れないくらいの小声で言いながら、あたしたちを中へ入れてくれた。
そして、
「あなたたち、この前ペンションに来た時からキラちゃんとソラくんの関係を知ってたの?」
あたしたちの目の前にスリッパを並べながら、
冷静に、だけど決してあたしたちとは目を合わさずに、そう聞いてくる。
……2人の関係、バレちゃったんだ。
あたしと先輩が返事に戸惑っていると、
「──今朝、インターネットで双子のことが噂になっているっていう話をご両親から聞いたの。ご両親とも、今回のことではずいぶん苦しんでいてね」
奥さんは話を続けた。
「そばにいてあげたいけれどお店を空けるわけにはいかないから、自分たちの代わりに2人についていて欲しいって頼まれたの。2人を外に出さないように……それと、2人っきりにさせないように……って」
「こんにちは。俺たちソラに会いに来たんですけど」
あたしと先輩が改めて挨拶をすると、
奥さんは「どうぞ」って聞き取れないくらいの小声で言いながら、あたしたちを中へ入れてくれた。
そして、
「あなたたち、この前ペンションに来た時からキラちゃんとソラくんの関係を知ってたの?」
あたしたちの目の前にスリッパを並べながら、
冷静に、だけど決してあたしたちとは目を合わさずに、そう聞いてくる。
……2人の関係、バレちゃったんだ。
あたしと先輩が返事に戸惑っていると、
「──今朝、インターネットで双子のことが噂になっているっていう話をご両親から聞いたの。ご両親とも、今回のことではずいぶん苦しんでいてね」
奥さんは話を続けた。
「そばにいてあげたいけれどお店を空けるわけにはいかないから、自分たちの代わりに2人についていて欲しいって頼まれたの。2人を外に出さないように……それと、2人っきりにさせないように……って」


