「美夕ちゃんは、キラちゃんのこと恨んでないの?」
「え?」
「ゴメンね……さっきの話、聞こえたんだ。美夕ちゃんがキラちゃんのことを庇ってて、正直言って驚いたよ」
「……変ですか?」
「うーん。変って言うより、お互い恨んでいもおかしくないのに不思議な気がした、って感じかな?」
そうだよね……。
親友のかけがえのない彼を奪って、
こんな騒ぎを起こすまで追い詰めて。
あたしはキラに恨まれて当然なんだ。
本人に、はっきり『顔も見たくない』とも言われたし──
「美夕ちゃんは、キラちゃんに腹を立ててないの?」
「それは……怒ってますよ、ものすごく」
あたしだって、怒ってる。
あたしの気持ちを知っていながらソラに近づかせようとしたこと、
あたしにソラを諦めさせるために、先輩や苑ちゃんまで巻き込んだこと、
そして、掲示板にあんな写真を公開して自分やソラを傷つけたこと。
だけど。
だけど──
「あたし……それでも、キラの悪口を言われたとき、腹が立ったんです」
キラの顔を思い出すと、涙が一層溢れ出た。
「え?」
「ゴメンね……さっきの話、聞こえたんだ。美夕ちゃんがキラちゃんのことを庇ってて、正直言って驚いたよ」
「……変ですか?」
「うーん。変って言うより、お互い恨んでいもおかしくないのに不思議な気がした、って感じかな?」
そうだよね……。
親友のかけがえのない彼を奪って、
こんな騒ぎを起こすまで追い詰めて。
あたしはキラに恨まれて当然なんだ。
本人に、はっきり『顔も見たくない』とも言われたし──
「美夕ちゃんは、キラちゃんに腹を立ててないの?」
「それは……怒ってますよ、ものすごく」
あたしだって、怒ってる。
あたしの気持ちを知っていながらソラに近づかせようとしたこと、
あたしにソラを諦めさせるために、先輩や苑ちゃんまで巻き込んだこと、
そして、掲示板にあんな写真を公開して自分やソラを傷つけたこと。
だけど。
だけど──
「あたし……それでも、キラの悪口を言われたとき、腹が立ったんです」
キラの顔を思い出すと、涙が一層溢れ出た。


