居心地がいいんだか悪いんだかよく分からない。
だけど、あたしはその足を動かそうとしなかった。
……ううん、違う。
あたしはただ、ソラに見つめられて、身動きができなかったんだ。
ソラの隣には、キラの寝顔が並んでいるって言うのに……
この時、あたしには、ソラしか見えていなかったんだ。
「それで?」
あたしをまっすぐ見つめたまま、ソラが小さな声で囁く。
「聞きたいことって、何?」
あたしは、一度歯をぎゅっと食いしばった後、その声を震わせながら言った。
「分からない? 昨日の夜の電話のことだよ……」
だけど、その言葉にも、ソラは表情ひとつ変えなかった。
「……電話?」
だけど、あたしはその足を動かそうとしなかった。
……ううん、違う。
あたしはただ、ソラに見つめられて、身動きができなかったんだ。
ソラの隣には、キラの寝顔が並んでいるって言うのに……
この時、あたしには、ソラしか見えていなかったんだ。
「それで?」
あたしをまっすぐ見つめたまま、ソラが小さな声で囁く。
「聞きたいことって、何?」
あたしは、一度歯をぎゅっと食いしばった後、その声を震わせながら言った。
「分からない? 昨日の夜の電話のことだよ……」
だけど、その言葉にも、ソラは表情ひとつ変えなかった。
「……電話?」


