あたしの質問に、先輩は少し驚いた顔をした。
だけどその後すぐ、いつもの優しい表情に戻って、
「おいで」
って、あたしの手を取ると、原チャリに座ったままの自分の元へ引き寄せた。
あたしはあっという間に、先輩の腕の中。
「“あたしなんか”じゃなくて、俺は、美夕ちゃんじゃないとイヤなんだよ」
あたしの頭を撫でながら、先輩はあたしの耳元で甘く囁いた。
……ふわふわ、ふわふわ。
あまりの気持ちよさに、あたしは自分の体重を先輩に預けて目を閉じた。
「そんな不安そうなこと言わないで、もっと自信持っていいよ。美夕ちゃんは、俺の初恋の人でもあるんだからね」
「え?」
だけどその後すぐ、いつもの優しい表情に戻って、
「おいで」
って、あたしの手を取ると、原チャリに座ったままの自分の元へ引き寄せた。
あたしはあっという間に、先輩の腕の中。
「“あたしなんか”じゃなくて、俺は、美夕ちゃんじゃないとイヤなんだよ」
あたしの頭を撫でながら、先輩はあたしの耳元で甘く囁いた。
……ふわふわ、ふわふわ。
あまりの気持ちよさに、あたしは自分の体重を先輩に預けて目を閉じた。
「そんな不安そうなこと言わないで、もっと自信持っていいよ。美夕ちゃんは、俺の初恋の人でもあるんだからね」
「え?」


