うだる様な暑さの中、やたらと長い校長の話を聞く。いや、聞いてる生徒なんて、ごく僅かだろう。ほとんどの生徒は、明日からの予定を考えたりと、校長の話は受け流しているに違いない。
「明日からの夏休み、羽目を外さない程度に楽しんで下さい。以上」
やっと校長の話が終わり、生徒がゾロゾロと各自の教室へ戻る。
教室では、恒例の通知表…と言いたい所だが、今はほとんどの高校が、郵送で通知表が送られる。
教室では担任の話を聞き、色んなプリントを渡される。
「それじゃ、これで終わる。校長先生が言っていた様に、羽目を外すなよ。」
生徒が、軽く返事をすると、日直が起立、礼、と号令を出し、下校となった。
「麻衣、かえろー」
「あ、茉莉、ゴメン。今日他のクラスの子とカラオケ行くんだ」
「そなん?分かった。じゃ、またね」
「うん、暇な時はメールちょーだい。私はいつでも空いてっから」
「分かった。まぁ、暇でもメールする事はなさそうだけど」
「茉莉の意地悪」
「じゃーね」
私は麻衣に手を振った。
「明日からの夏休み、羽目を外さない程度に楽しんで下さい。以上」
やっと校長の話が終わり、生徒がゾロゾロと各自の教室へ戻る。
教室では、恒例の通知表…と言いたい所だが、今はほとんどの高校が、郵送で通知表が送られる。
教室では担任の話を聞き、色んなプリントを渡される。
「それじゃ、これで終わる。校長先生が言っていた様に、羽目を外すなよ。」
生徒が、軽く返事をすると、日直が起立、礼、と号令を出し、下校となった。
「麻衣、かえろー」
「あ、茉莉、ゴメン。今日他のクラスの子とカラオケ行くんだ」
「そなん?分かった。じゃ、またね」
「うん、暇な時はメールちょーだい。私はいつでも空いてっから」
「分かった。まぁ、暇でもメールする事はなさそうだけど」
「茉莉の意地悪」
「じゃーね」
私は麻衣に手を振った。

