「私は詩織のこと、ちゃんと信じることができる友達だと思ってるよ」 しっかり目を見て伝える。 すると、詩織はたちまち涙目になる。 「南ちゃぁん……」 「ほら、泣かないの」 「うぅ…泣いてないもぉん……」 「もぉ…そんなに泣くと南、困っちゃうぞ☆」 「…………」 「え、何?その変な人を見る目」 正直言うと、まだ咲夜ほどの友情じゃないかもしれないけど… 詩織とならなれると思う。 そんな“友達”に……