あたしはきっと…… あの、屋上で抱きしめられたとき、 上牧に恋に落ちた…… お前の優しさを知るたび、甘えたくなる。 お前の胸が温かくて…… 拒めなくて…… 涙が止まらなかったよね…… あたし、こんなに 人前で泣けたっけ? プライドは? そんなの、もう上牧の前では関係ない。 プライドも何もかも捨てて、 上牧には泣き顔を見せられる。 どうやら、 今日も 涙が止まりそうにない…