「よ、よし、百歩譲ってその設定が成り立つとしよう。それで?」
聖宮は紙コップに入ったオレンジジュースを優雅にストローで一口飲んだ。
お嬢ってのはみんなこうなのか?
「実は、10歳年上、というのも耐えられませんでしたが…その、康祐様は…いえ、十和子と康祐様は、付き合っているのですわ…」
聞き違いパ~ト2
賀宮 十和子は妾の娘。
賀宮 康祐は亡くなった先妻の忘れ形見。
つまり、十和子と康祐は異母兄弟という事になる。しかも、11歳年の離れた。
その2人が、付き合ってる?
まさかぁ。
「十和子が康祐様と付き合いだしたのは2年前。十和子が中等部3年の春からでしたわ。
きっかけは康祐様からの告白。
当時26歳であった康祐様は、十和子が成長していくにつれ、惹かれていったそうですわ。
だけどそれは、十和子も同じでしたの。
十和子は13歳になって、始めてその気持ちに気付いたそうですわ。
それからはずっと、悩み続けていたんです。
2年前まで。」
「しかしまたなんで今は抵抗もなく付き合えてるんだ?」
シテるかシテないかによって違うが、このままだと近親相姦だ。
それはそれで多少は抵抗があるはずだ。



