「イケイケーイ」


「ソネソネーーーーイ」


ブヒーブヒー


「いっーやっ・はー☆」


「はははー

夏海さまのお通りだいッ」


「どけどけーい」

ピース! ピース!

「じゃまだ! じゃまだーぃ!」

唖然とする死刑囚じゃないや

若い犯罪者たち

並走する。

豚にまたがった西子……


あたしは西子のまたがる豚の横腹をなん度も蹴った。

西子「やめてよー落ちるよー」

私「うふふ」

西子「もー」


西子がはじめて笑った。


うふふ


「西子てめぇ

笑えるじゃねぇか」


このー

このー

うふふ


あはは



西子「葬式してぇのかー

 このやろうめー

なんてね☆」


うーん。


いまこのタイミングで


それはどうなのかしらね・・・


私「あはは ウケますウケますね。西子さん」


この子と友達には・・・なれるのかしら


西子「このやろめー」

うふふ 楽しそう

ニッシー

嗚呼、あだなをつけてみたのだが

なんだか、

あだなまで残念☆


かわいそうなニッシー


うーん。



それに


ちょっと


残念フェイスね(゚-゚)


しゃくれてるのね


この子(゚-゚)


よくみるとね……




二人で豚に乗って


100匹ぐらいの豚たちを引き連れて


ドドドドドド


目指すは、あの