こんな生活を毎日送っていたある日。 驚く事が起きました。 女の子はいつものように、朝早く起きて、 森の奥へ草をとりにいきました。 そして、いつものように切り株に座り、お城を眺めていました。 「いつか…あんなお城で…」 今日も女の子はお城を見上げて、祈りました。 その時でした。 森の住人たちが急に騒ぎだしたのです。