そしてあたし達は出発した。
「美咲様…つきました。」
ここは…??
何か覚えがある。
来たことあるかもしれない。
あたしは中に入った。
人の気配がなかった。
ここにはいないんぢゃ……
そう思った時…。
「美咲様…ここの1番上にいます。」
1番上に…
1番上に両親を殺したヤツがいるのね…。
「行くわよ。」
あたしは最上階へ行った。
そこはもう…みるかぎり
人が随分争ってたって感じが漂っている。
壁や床には血がついている。
しかも、まだ新しいのも…
化け物みたい。
どうして!?
震えが止まらない。
あたし、怖いのかな?
わかんない。わかんない。
でも、両親の敵…あたしが必ずとる。
あたしは自分の足にナイフを刺した。
これで思うように動ける。
絶対に許さない。
扉の方へとあたし達は行った。
