剣に秘めた決意は君に







「クローズはソラにいきなり隊長をやらせようとしたが、流石に経験がなくてはな。」





「ロイ様、この11年間全くかわらないではないですか!騙しましたね?またです。これで今月に入ってから何回目ですか?!」





遂に爆発





しかし、おかしいものだ。


いつの間に自分はそれほどの力をつけたのだ?



いや、これさえも嘘だろうか?




「11年も剣を握ってきたんだ。それにどちらも、特に魔法はずば抜けた才があった。ソラが知らないだけだよ」





王が心を読んだかのように言う。





「貴方は読心術でも身につけてらっしゃるんですか?!人の心を覗かないでください!」




「知らぬ。まあいい、とりあえず、服は用意しておいたから、後で入団挨拶に行けよ」