前国王が亡くなってからロイは必死で働いた。
そして結果も最善の状態でしっかりついてきた。
そんなロイを、雲の上の人とだれもが遠巻きでみるようになってからは、対等に扱ってくれる私が嬉しいと言ってくれた。
近くにいるものに絶対の信頼を置くのが俺だ。
包み隠さず全てを話すよと、そう言ってくれたのもロイだ。
……私の只の思い上がりだったのだろうか?
信頼されていると感じていたのは、自意識過剰だったのだろうか?
胸が締め付けられるのは、私自身が彼を必要としていて、信頼していたからだろう。
何かが私が最も知りたかったことを話してくれなかった悲しみに拍車をかけている。
いつからか、彼の顔を思い浮かべると激しくなった心臓も今では苦しくなるだけで逆に速度が遅くなったようにさえ感じる。
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