+++++++++++++++






バタムッ





悲しげな顔が脳裏に焼き付いて離れない。


それでも無表情を保つ。




ソラに悲しい顔をさせてしまった怒りものせて、床にはいつくばる男に声をかける。






「男、名は?呼べるものなら何でも構わない。」



「ジャッ…ジャスティ」





ソラにつけられた傷の痛みが止まないのか、脂汗を浮かべながら彼はつぶやく。




「ではジャスティ、神の子のことはどこで?」



「言うもの…か」





「どうやら自分の状況がわかっていないようだな。」







冷たい視線がジャスティに突き刺さる。



意識を保っているのがやっとなほどの殺気が、頭の中での爆音と共に溢れ出る。





「吐け。それともこのまま吐かぬままに拷問部屋への移動をご希望なのかな?」