『ココじゃ、ちょっと……。俺の部屋に来て?』 
  
慎一が光輝を何故かチラっと見て、ウチに言った。 
  
  
  
『…うん?』 
  
ウチはとりあえず返事した。 
  
  
  
  
 
『ちょい待て!!』
  
光輝が慎一を止めた。 
  
  
  
『…何?』
  
慎一が振り返る。 
  
  
『ココじゃできん話ってなんや?俺には話せんってことか?』 
  
光輝が慎一に言う。 
  
  
  
  
『……とりあえず俺と…コイツで話させて。』
  
慎一が光輝に言う。 
  
  
  
  
2人の間に沈黙が流れる。   
  
  
  
『…わかった。』 
  
  
光輝は言った。 
  
  
  
  
光輝の返事を聞いて、 
『じゃ俺の部屋に来い。』
   
と言って慎一はウチを連れて慎一の部屋に行った。 
  
  
  
  
  
  
バタン 
  
  
ドアが閉まった。 
  
  
  
  
  
  
  
『……あのさあ、』
  
と慎一がウチに話しかけた時  
  
『ちょっと待って!!』
  
ウチは慎一の話を止めた。   
  
  
『…どうしたんだよ?』
  
  
慎一が不思議そうに言った。 
  
  
  
『…着替えてよ…。』     
ウチはボソっと言った。 
   
  
『え?』
  
慎一はうまくわからなかったらしい。 
  
  
  
『…着替えてっていってんの!!慎一さっきから、その格好のままじゃん…。』   
  
  
そうなのだ慎一は、パンツ一丁で上半身裸のまんまだった。 
  
  
  
やっと気付いた慎一は、 『ごめん!』

  
と言ってやっと着替えてくれた。