★秘密のイケメン執事さま。★

「もっと・・・そばにいってもいい?」

自分でもびっくりするくらい、素直な言葉が口から滑り落ちる。

「しかたありませんねぇ」

タロちゃんは少し笑うと、椅子に座ったまま、私に手を差し伸べた。


やったっ。



私は立ち上がりドキドキしながら、その手を握ると、そのまま引き寄せられ、タロちゃんの足の上に座らされる。


しかも足を開いた状態で!


きゃあぁ。



何て恥ずかしい格好なんだーっ!