★秘密のイケメン執事さま。★

「ん?どうかしましたか?」



「なんでもない。そこの突き当たりを右だよ」


私は動揺を隠すかのように、スタスタと教室に歩いていった。


タロちゃんのバカ。


いつも動揺するのは私ばかりなんだもん。




ふぅ。


早くこの火照りをなんとかしなきゃ・・・・。


タロちゃんのせいで、なんか欲求不満になってる気がするんですけど。