★秘密のイケメン執事さま。★

「まだわからないんですか?」


「え?」


私が顔を上げると、タロちゃんは、いきなり廊下の壁に私の体を押しつけた。


いつもと違う強引なタロちゃんに、体がピクンと反応してしまう。


タロちゃんは、吐息が聞こえてくるくらいの距離まで近づいてきている。




タロちゃん、いつになく真剣な顔・・・・。