★秘密のイケメン執事さま。★

「どうしましたか?」


タロちゃんは何事もなかったかのように、いつもの優しい瞳で私を見つめている。




「ん・・・・なんでもない」



私は視線を外し、アルバムを片付けるために本棚まで歩いていった。





タロちゃんにとって、さっきのキスは何でもないことだったのかな。





私は急に寂しくなってきて、本棚に手をかけたまま、立ちすくんだ。