ガチャポンな彼女

ちょっと待ってくれ!

なんで俺がこいつと一緒にいなくちゃいけないんだ?

確かにガチャポンに硬貨を入れたのは俺だけどさ、別にこの子がほしかったわけじゃないんだしさ。



「困るよ。ちょっとしたらどっかに行ってくれよ」


どんなに罵倒されるかとドキドキしながら、俺は小さくつぶやいた。

ところが――。

彼女のリアクションは何もなかった。

何もない?

そんなバカな…。



――しくしくしく。


え?

まさか――?!