らぶ☆すとーりー 2

「美味しいですね。」



「そうか?ありがとう。」



「「・・・・・。」」



二人の沈黙は続く。



「「あの・・・。」」



二人で同じタイミングに話し出してしまった。



「近藤さん先どうぞ?」



「戸田さん先で・・・。」



「あっ、じゃあ・・・。あの・・・。私達しちゃったんですよね。」



「えっ?あぁ・・・。」



「ごめんなさい!私、あまり・・・てか全然覚えてなくて!私どうでしたか?近藤さんとちゃんと出来ましたか?」



「えっ?とっ戸田さん?」



「私きっと近藤さんの事、嫌じゃなかったんだと思うんです。だから・・・。」



「待って?何も覚えていないんだよね?」



「はっ、はい・・・。」



「そうか・・・。」






「なら教えてあげる・・・。



    俺達は・・・ちゃんと愛し合えたよ。」