結局私は、近藤さんに連れられて原田さんのお店に入った。



まずは入ったら、原田さんに私の事知らないフリしてもらわないと・・・。



あっ、いた原田さん!



「あ・・・。」



私は口の前に人差し指を立て、秘密にして下さい!と目で訴えた。



「いらっしゃいませ。」



原田さんは分かったみたいで、私を普通のお客さんとして通してくれた。



それでも、原田さんの様子が可笑しい。



なんかそわそわしてるような・・・。



「あっ・・・。」



私の目の前にいたのは、隼人と綺麗な女性だった。