早いもので、もう新しい年が来てしまった。



年末から実家に帰っている私。



「お母さん!早くしてよ!!」



「あんたが早く起きないからじゃない!」



今、私は母親に着物を着させて貰っている。



「あんたが着物着たいなんて、成人式の日以来じゃない?」



「いいの!今年は着たいの!」



「どうせ、彼氏に見せてあげたいとかそんなんでしょ?」



「/////」



「良かったわね。彼氏どんな人よ?」



「んっと・・・会社の人でね、すごく仕事が出来る人。」



「そうなの?今度連れてきなさいよっ!」



お母さんは私のお尻をポンッと叩いた。



「ほら、出来たわよ!」



「お母さんありがとぉ~!」