らぶ☆すとーりー 2

「気持ち良いね。」



「そうだな。」



私達は二人寝そべった。



「空を見ていると、何もかもが忘れられそうな気持ちになるな。」



「うん、そうだね・・・。」



私達は少しのまま無言で空を見ていた。



「あっ、あの雲、クジラに見えない?」



「どれ?」



「あれ!」



そう言って私は、雲を指しながら准一に少し近づいた。



「あっ。ごめん。」



二人の肩が触れ合った。



私は急いで起き上がろうとすると、



「綾・・・。」



准一は私に覆いかぶさるようにキスをした。