寝付けなかった
あたしはそのまま
ベッドの中で
幸せに浸っていた。




だって
あんなに
ドキドキしたのは
久しぶりだったし
王子……じゃなくて龍のことを
何だか気になって
仕方なかった。



あんなに
憎んでたはずなのに一瞬であたしは
龍に恋をした……。