「1人で帰れる?」 「うん。ごめんね。ありがとう。」 そう言ってあたしは綾乃ちゃんの部屋を出た。 寮に戻りたくない。 龍に 顔合わせらんないしどうしよう……。 いまの時刻は6時。 あたしは寮を出て 近くの公園へ 散歩に行った。