「何ですの それ…………。」 綾乃ちゃんは 引きつりながら あたしを見据えて 言った。 「宝………? あなたこのままで いいの?!」 ……よくない。 よくないけど 龍の傍にいる為なら玩具でもいい。 そう思うんだ……。