「藍、龍くんに愛されてんじゃん。」





「俺、龍とはガキん頃から


一緒だけど、あいつがこんなに


女にベタ惚れしてんの藍が


初めてだよ。」


って涼子と一樹くんが。




私は嬉しくて泣けた。



龍が走って私のところに来てくれて、



優しく抱きしめてくれた。




「藍、もう大丈夫だから。



俺が守ってみせるから。」



「うん。」