『お前さぁ!』


いつもの様に、私の部屋に乗り込んで来る拓哉。


こいつは一体、ここに何の用があるから毎日来るのかわからない。


『何よ?』


『まだ、未経験な訳?』


『なっっ!』


急に真っ赤になる私は、言葉に詰まった。


未経験の何が悪いのよ???


それより、いきなり何なんだよ!