【短編】―浮気男の小さな約束―



フラ付く足元。
私は完全に酔ってしまっている。


そして…。
あの約束が頭に思い浮かんだ。


聞くなら今しかない。


酔った勢いでしか聞けないよ?


少し考え込む私に、


『ちょっと休んだ方がいいんじゃねぇ?』


私達は公園のベンチに腰を掛けた。

なぜか私に密着して座るこいつ。


ベンチの背もたれに腕をのせて、まるで肩を組まれている感じ。