あたし、みんなに悪い事してたのに。
嘘ついてたのに。
黙ってたのに。
それでも祝福してくれるの?
「みんな・・」
どうしてかな?
さっきあれほど泣いたっていうのに。
これ以上泣いたらお化粧取れるから
泣いちゃだめだって分かってるのに。
溢れる涙が止まらない。
「メイは本当に幸せな花嫁だね」
「ん、うん!!」
あたしは今きっと世界一幸せだ。
そして
その先で待っていてくれるのは
白いタキシードがとっても似合ってる想。
「早く来いよ」
大好きな旦那様が笑顔で大きな声で言ってくる。
いつだってあたしの味方でいてくれる想。
どんな時だって正しい答えを導いてくれる想。
ねぇ、想。
あたし今でも思うの。
あなたと結ばれて良かったって。
あなたと出会えて
結ばれて
あなたの子供をもてて本当に良かったって。
心からそう思ってる。
「お父さん、行こう!!」
「ちょっとメイ、待ちなさい!!」
ぐいぐい引っ張るあたしに驚くお父さん。
あたしは今
ううん、これからも
きっと世界一幸せな奥さん、だよね?
おわり☆


