次の日学校に行くと私を待っていたとばかりにクラスの子が集まってきた。

「ね~昨日の人!カレシ!?」

そんなに話した事の無い子が数人、私の机の周りを取り囲んだ。

「うん・・・」私が答えると

「え~かっこいい~!!大人ジャン!!」

「どこで知り合ったの?」

「あれって外車じゃない!?相手ってお金持ちなの?」

次々に話かけられる。

「でも~ずいぶん年上だよね!」

「そう・・・カナ」

「なら~もうやるトコまでやっちゃったとか!?」

「なによ~いやらしいナ~その言い方!!で、中山さん、ソコの所は、どうなのよ!!」

私が、なかなか話さない分集まった子達が話を広げてくる。

それは、何だか報道陣に囲まれた芸能人と言った感じだった。

「キスは、もちろんだよね~」

私が、その言葉に顔を真っ赤にしていると「ハイ!ハイ!先生来るよ~!」美和子が間に入って来た。

助かった~~。

美和子の一言で、しぶしぶクラスの子達が散って行く。

その代わりに授業が始まって美和子が、ノートの端っこに落書きをしてきた。


『昼休み。じっくり話を聞かせてもらうからネ!!』