大丈夫だよね?これ大丈夫だよね?

なんか足首が太モモみたくなってるけど…これ大丈夫だよね?

だが、今は弱音を吐いてる場合ではない。逃げなくては!

ビラも持ってきているが今はそれどころじゃあない。逃げなくては!

しかし、どこに?

どこに逃げる?

恐らく一瞬のことで顔は見られていないだろうが事務所には当分戻れそうにない…

どこに?

そこでオレはふとあることに気付き足を止める。

顔を上げるとそこにはオレの行きつけのバー『ずっと、じゃれ言』があった。



やはり…ここしかないか…



私は店のドアを開けて

「マスター助けてくれ!」

と出来るだけカッコ良く、ハードボイルドに助けを求めた。