「借りた金はちゃんと返さにゃのう!?おお!?

ん?

待て待て言われても…のう?いつまで待てばええんじゃい!?おお!?

のう?鈴木さん…このまま返さんゆうことなら、こりゃあアンタ泥棒っちゅーことじゃろ?お?

そうなったら…おう!!ワシもうるさく言うだけっちゅーわけにもいかんくなるんでよ!?お!?

よっっしゃ!じゃったら3日じゃ!3日だけ待っちゃるけえ…

それまでに全額返してもらうけえの!?よう頭ン中に入れちょけや?



ん?



おうおう…かわいいのう…お嬢ちゃんかの?赤いリボンがよう似合うのう…オイチャン別に怖くないけえの?



ん?怖がらんでもええけえの?オイチャンもう帰るけえの。じゃあの。うふふ。



じゃあそういうことじゃけえの。金!ちゃんと用意しちょけよ!!」



バタン


ふう…まったくイヤな仕事だなぁ…仕事だからってホントはこんな乱暴な言葉使いたくないのに…

え?ボクですか?ボクは…

金貸しの拓こと安田拓朗です。