でも日に日にわたしの気持ちは大きくなるばかり…



先生を見る事が辛くなっていくだけだった。




そんな元気がないわたしを心配してくれたのが、
親友の橘 葵〔たちばな あおい〕
だった。





葵にも本当の事が言えないわたしはきっと周りの人を傷つけていたかもしれない…




わたしはその時から先生の授業はさぼるようになった。



葵には数学が嫌いだからと言って…