続♥苺キャンディ



「……え?」




い、今なんて……。


首を傾げたあたしの頭上には「?」マークがいくつも浮かんでるだろう。

背中を壁に預けて、あたしから視線を外した要は、壁にかけてあったカレンダーに目をやる。




「明日の朝発の飛行機に乗るつもり」

「……」



カレンダーを見たままそう言った要。

見上げた先の要の横顔。
でも、あたしの位置からははっきりその顔が確認できない。

その言葉に、ただ固まるしか出来なくて。
声を出す事もできなかった。


――なんで?




さっき、真剣な顔で要は。



「日本に帰る」



そう言った。




ドクンッ!




なんで……。


ドクンドクンドクン



全身に血を巡らせるように、必死になって心臓は加速をする。


だからかな?

目眩がする……。



日本に帰る?

要が?



……なんで……。


さっきの美咲さんが、もしかして原因……なの?