必死で要のキスに応える。
息をつく暇もないくらい、キスをする。
触れられたとこから、アイスみたいに溶けちゃうよ。
要は優しくて、愛おしむように触れてくれて。
いつもドキドキして、あたしの心臓はえありえないほど加速する。
頭の中がふわふわする……。
……熱い要の手が、そっと太ももに触れて……。
……え
え、え、あれ?
「……っ……ちょ、ちょっと待って!」
そう叫んで力の限り要の胸を押しやる。
もちろんあたしの軟弱な力じゃびくともしない。
「無理。 待てない」
そんなあたしの両手をいとも簡単に捕まえると、逃げられないように頭の上で固定されてしまった。
無抵抗になったあたしの首筋に、さらにキスの雨を降らせる要。
鎖骨にキス、頬にキス。
わわわっ。
キュッと瞑っていた目をそっと開けると、あたしを見上げていた要とパチンと視線が絡まる。
そして、にやり。
……へ?



