芽生える思い




『言ってくれたら…応援したのに…』


「え…?」

『栄太くんが真由のこと好きって見てればわかってたから…正直私、栄太くんのこと応援してたから…だから…真由から直接聞きたかった…。栄太くんのこと好きって言ってほしかった…。』



「ごめん…ごめんね、、優、、ごめん、本当にごめん。」


『うぅん…あたし、真由にひどいこと言った…』

優…ごめんね。


本当にごめん。

「優は何も悪くないよ…あたしが全部悪いの。優に全部話さなかったのがいけなかったのに…」


『真由…やっぱりあたしには真由が必要だよ。友達辞めるなんて言わないよね?』



「うん、辞めるはずないじゃん!私も、優の存在すっごい大きいから。」




『真由…今、屋上?』

「え…あ、うん。」

『栄太くんも一緒?』


「あ…忘れてた…」

『…へ?』



私は恐る恐る後ろを振り返る…



と…栄太は満面の笑みでこっちを見ていた。


「え…何?その笑顔…気持ち悪いんだけど…」




「は?ひどっ!気持ち悪いとかっ!…うっわぁ~僕ちん泣けちゃう。」

そう言って栄太は泣き真似をする。



「いやいや、気持ち悪いから!」


気づけば、私たちは普通に話していた。




「電話、、いいんか?」


「あっ!また忘れてた…。」

携帯を耳に当てると切れていた。



あら…どーしよ…

優、どこ行ったのかなぁ…?