芽生える思い




「付き合ってください!」


いきなり栄太は立ち上がり、手を差し出して頭を下げた。




付き合う…?

あたしが、栄太と…?


考えたことない…




あ…優…

優はどうしよう…。


優に何て言おう…

告白されたなんていえないよ…。


絶対傷つくってわかるし…



どうすればいいかな…。



「なぁー…だめか?」

だめって言われても…



だめって言われても…


私はどーすればいいの…?






その時…


“~~♪~♪”

音楽が鳴った。



音の持ち主は私の携帯だ。


誰かと思って携帯を開くと、“優”の文字。



ードクンッ…

一瞬にして、いやな予感がした。