優、、栄太のこと好きなのかな…?
これ、私の推理だけどね。
今度、聞いてみよう。
「ーぅ?まゆー?」
いきなり心配そうな表情を浮かべた優が顔を覗き込んできた。
「えっあっ!何っ!?」
私はいきなりのことで動揺を隠せない。
「もー…授業終わってるけど…?」
終わった…?
あっ!本当だ…
授業終わってるしー…
「教室戻ろ?」
優しく口元を緩めながら、優は微笑んだ。
「うんっ!」
私もその笑顔に答えるように笑顔で言う。
私たちは肩を並べて教室を出る。
「…あのさっ…」
すると突然優の表情が真剣になった。
「…ん?どした?」
優のこんな表情初めて見た…。
何か、改めてこんな表情で向かってこられると…
どうすればいいのか困っちゃう…。
何話すのかな…?


