考えることは無限にある。




なぜオレなんだ?




昨日の記憶は鮮明に覚えている。




ただそれが現実世界における昨日であるかはわからない。




もう何年も経っているのかもしれないし、またはほんの数分しか経っていないのかもしれない。




浦島太郎のような気分だ。




ただ、ここは竜宮城のような居心地のいい場所ではない。




もしここを出ることができるなら、よろこんで玉手箱を開けよう。




こんなとこでじじいになって、誰にも看取られずに逝くなんてゴメンだ。