Cinderella girl

「8時間狭い箱に詰め込まれたまま、到着しても車内に放置されやっとぬけ打したらはじき落とされたんですよ。怒りますよ、普通」





「え、怒ってたの????」


「気づかなかったんですか?!」




「あはー。ごめんごめん‥‥‥」



「まったく、今回はエライ所に来てしまいました。一向に好きな人は出来ないし!」


「んな事言われても‥‥‥」





「鍵は1つしか使わないし!」



「だって、ねえ?」




「本当におかしいですね。本来なら貴方のような方の所に私たちは担当しないんですが‥‥‥」



「担当???」




「これでも私。第1級クピドなんですよ」



「へえ、そんなのあるんだ」




「ありますよそりゃあ、特級 一級 二級上 二級 三級 四級 ときて、あとは見習いですね」


「どうやって決めんの?」



「まさに今決めてます。3年に一度試験があってその成功率で決まります」



「へーえ、じゃあトリシエって今幾つ?」


「これでもまだ学生なんで16です」





「え、そうなの!?てか学生!?」




「はい特別学校の7期正です」



「あそーー、なんか2万歳とかかと思った。」


「なんですかそれ!!!!!」