Cinderella girl

どうしようもないな;

アタシは生地を焼き始めた。

「いい匂い‥‥」

この匂いがいいよな~甘い‥‥

「‥‥甘い??」


う‥‥臭!!焦げ臭!!

「何事!?」

「あれ~??この本の通りに焼いたはずなのに。」

オーブンから出てきた消炭は、一体‥‥。

「トリシエ君!!何か燃えてるよ!?」

「わッ!!え、エレナ!来て下さい!!!!」

いつまでバーナー振り回してんだよ。


「馬鹿一!!そういう言うアンタもフライパンからすっごい煙でてるわよ!!」

「うわ!忘れてた!!」

「何かこの部屋すごい曇り用ですよ!!」

「おい!若槻!起きろ!このままここにいると死ぬぞ!!」

だ、大パニック‥‥‥。