Cinderella girl

「いや、何でもねー」

「あ、そう」

なんなんだよ、一体


「残念だったなー‥‥せっかく白髪も来てるのに俺なんかとで」


はあ!?何言ってんのコイツ;

でもいつもと何か空気違う。コイツのこんな冷めた横顔久しぶりに見たかも。


「何それ‥‥大体白髪じゃ無いって」

笑いながら返してみる。

「笑って誤魔化すなよ」


横目で睨まれる。怖;


「でも俺アイツの何処がいいんだか全然わかんねえよ、どこがいいの?アレ」


「何処がいいって言われても‥‥アレはみんなが勝手に‥‥」

「嘘だ」

「いやマジで嘘じゃないって」

せっかくのキモ試しなのにアタシ何してんだろう‥‥

「お前いいかげんそこ真面目に考えろよ、好きじゃないわけないだろー普通に考えて」


あーもうブツブツうるさいなあ!

「結局あんた何が言いたいわけ!?」