Cinderella girl

「ここ‥‥‥」

タイムスリップしたみたいだ。

道路を車が数台走っていて、オレンジの夕焼けに照らされている。


そしてあの歩道橋、横には緑色のベンチがある。





昔のままだった。





「なんでこのタイミングでまた見ちゃうんだろう。」



うーん、どうしよう。



とりあえず、歩かなきゃ‥‥どこに??



じゃあ、とりあえず歩道橋の向こうあたり‥‥


「まず、ここが何処だかわかんない」


まあ、とりあえずここにいてもしょうがないし、どっかいこう。

そう思って歩き出した。ってあれー‥‥

体が鉛のように重い。

歩くのにもエライ苦労する。

「あーもうなんなのよ!!」