Cinderella girl

--リョウサイド--

ああ、眠い。

今日朝はやかったしなー

もう寝ようかな、ここつまんないし

俺はノソノソ帰り支度をする。

「若槻帰るの?」

この家の主&俺の恩人の
康介さんが真っ先に気づく

「はい、ねむいんで」

俺は軽く会釈だけして家をでる。




外にでると涼しい風が吹いていて、星がきれいだった。

家の空気とは違ってここはとても澄んでいる。防波堤沿いを歩くと静かに波の音が聞こえる。

こうゆう時に思い出してしまうのは、決まって白石エレナの事だった。


夢で見せた儚げな顔、思い出すと何故か胸が苦しくなる。

一緒にした線香花火を思い出すと、なんかあったかい感じになるし‥‥


今日のあの顔を思い出すと正直笑える。





ただ‥‥‥







なんで一通もメールくれないのかな