夕日に落ちる星

「安心して、ひなみちゃん。冷麺食べなくても、牛丼は食べられるから」


むしろ冷麺食べない方がいいわよね


「ダメだよミャーちゃん、ご飯はちゃんと食べないと。ダイエットとか絶対にしちゃだめだからね」

「いやまぁ、ダイエットをする気はないんだけれどね。ひなみちゃんと同じ量はちょっと……」


私と同じ量?

と瞳を丸くしながら首を傾げている。

把握していないのかしらこの子っ?!

ひなみちゃんの隣に高く積まれた

お弁当の空き容器が

窓から吹き込んだ夏の風に

カタリと揺れた。